桜花祭 3・4月の行事 令和8年

祈年祭

3月17日午前11時(社殿)
祈年の「年」とは、稲の事。稲作を始めるにあたり、年穀の豊穣を祈ると共に、国の安泰を祈る日本古来のお祭りです。
当日は、農業関係者が多く集う中、厳粛の内に祭典が執り行われます。

朝詣事始祭(あさもうでことはじめさい)

朝詣で事始祭の様子 4月1日午前6時30分 (浅間大社 本殿)
浅間大社では、毎月1日15日の早朝参拝し、家内安全・健康等を祈願する「朝詣会」を行っています。
4月1日は年度始めに当たり1年間無事に参拝できたことに感謝し、また今年度も健康無事に参拝出来るよう祈願します。
会員には、朝詣賞が授与され、新しい会員証が渡されます。

月次祭・桜花祭

境内の桜・桜の馬場 4月1日午前9時(浅間大社 本殿)
浅間大社のご神木が桜であるため、境内には約500本の桜が植えられています。この桜の開花は、御祭神「このはなさくやひめ」の御神徳そのものであるとしてこれを祝います。
また境内では様々な神賑行事が予定されています。

桜ライトアップ

ライトアップ 3月22日~4月6日 夕刻~午後9時(浅間大社境内 雨天中止)
夜桜も楽しめるようライトアップをしています。

雅楽・能の夕べ

蘭陵王 4月5日午後6時分(浅間大社 拝殿前 雨天拝殿)

浦安の舞 [雅楽]
雅楽は、今から約1400年前に朝鮮半島、アジア大陸等からもたらされた諸国の音楽舞踊と、日本古来の音楽舞踊を統合して、日本独自に変化させた音楽です。宮中などで伝承されてきました。
浅間大社では毎年桜花祭に合わせて奉納しています。
出演:浅間大社伶人会 他
演目:神楽「浦安の舞」・舞楽「蘭陵王」

[狂言]
狂言は、対話を中心としたせりふ劇です。大がかりな舞台装置は一切用いず、言葉やしぐさによってすべてを表現します。
狂言の大きな特徴は「笑い」。中世の庶民の日常や説話などを題材に、人間の習性や本質をするどく切り取って、大らかな「笑い」や「おかしみ」にしてしまいます。
現在、能と合わせてユネスコの「無形文化遺産」に登録され、歴史的な、また現代に生きる演劇としての価値が、国内外を問わず広く認められています。
番組「鬼瓦」
出演 シテ(大名)山本泰太郎 アド(太郎冠者)山本凜太朗
訴訟のため3年近くも都暮らしをしてい大名は、訴えが勝訴となり新たな領地を得た上に国元への帰参が許されたことから、太郎冠者を引き連れて日頃から参拝していた因幡堂の薬師如来に御礼参りに訪れる。
因幡堂の造りなどを見て回る主従であったが、破風の上にある鬼瓦を見た大名は突然泣き出して・・・
番組「呼声」
出演 シテ(太郎冠者)山本則秀 アド(主)若松隆 アド(次郎冠者)山本凜太朗
どこか遠くに出掛けて無断欠勤が続いた太郎冠者。腹を立てた主人は、冠者が帰宅しているという情報を得て、次郎冠者を伴い太郎冠者の私宅に叱りに向かう。
次郎冠者が家の中の太郎冠者に呼び掛けるが、本人は居留守を決め込んで出てくる様子がない。「留守を預かる隣の者」と応えた声が太郎冠者の声と気づいた主人と次郎冠者は・・・

野点(のだて)

野点 4月6日午前10時~午後2時 (浅間大社 ふれあい広場(雨天 参集所))
※準備数の都合で早く終了する場合も有ります。

富士宮茶友会の奉仕で行われています。
桜の花の下、緋毛氈に赤い大傘、鮮やかなお茶の緑が一層味わい深く感じられる・・・そんな和の世界に一時ひたってはいかがでしょうか。

草鹿の巻(くさじしのまき)

草鹿の巻 4月6日午前11時 (浅間大社 弓道場)
奉仕 浅間弓道会・浅間大社流鏑馬保存会

源頼朝公が富士の巻狩を行った際、獲物が少なかった為、弓の修練として始められたと伝えられている古式射礼のひとつです。
前組、後組に分かれて当たりを競いますが、当たりの判定には作法や、問答なども含まれており見どころのひとつとなっています。

末社天神社例祭

天神社例祭 4月4日午前10時(末社天神社 雨天 拝殿)
例祭当日は、市内の書道教室に通う小中学生・書道教授約100名が参列し、古くなった筆を納める「筆納式」を行い、書道研鑽の誓いを新たにします。

天神社奉納書道展

天神社奉納書道展 3月15日~4月6日午前5時30分~午後7時
(浅間大社 楼門内) 後援:富士宮市書道連盟

この奉納書道展は天神社例祭にあわせ毎年開かれているもので、書道教室に通う小中学生の作品を中心に約650点が展示されます。

富士山境内地確定記念祭

富士山頂奥宮境内地行政訴訟勝訴之碑(摂社七之宮浅間神社脇) 4月9日午前9時30分(浅間大社)
※本年は本宮初申祭に併せて斉行

富士山頂上奥宮境内地は、古来当大社の境内地として広く認められていますが、戦前は、国家管理であったため、戦後、一時没収払い下げという経緯をとりました。昭和22年4月11日附公布施行された法律第53号「社寺等に無償で貸し付けてある国有財産処分に関する法律」に基づき、昭和23年4月18日附大蔵大臣宛申請したところ、奥宮境内地については、その一部のみを譲与し、その他は全域を国有に存置する旨、昭和27年12月8日附決定通知を受けたことにより、当大社としては富士山の神聖と神体山護持のため昭和32年2月8日附名古屋地方裁判所に対し、この行政処分の取り消し請求を提訴しました。 自来第1審・第2審の勝訴を経て昭和49年4月9日最高裁判所の裁決により神社側の主張が認められ、最終決着を見たのです。これを記念して行われるお祭りです。

初申祭・御神幸

山宮初申祭の様子 4月9日午前9時30分(浅間大社)
午前11時00分(山宮浅間神社)

初申祭とは、ゆかりの深い初申の日に本宮・山宮両社を参拝し、豊かな稔りを祈る祭りです。古くは大祭礼とされ、山宮へ御鉾を渡御する御神幸があるなど、盛大に行われましたが、明治初期を最後に両社の参拝のみ行われてきました。
この山宮御神幸とは、遙か1200年前の大同元年(806)、征夷大将軍坂上田村麻呂(せいいたいしょうぐん、さかのうえたむらまろ)公が、平城天皇(へいぜいてんのう)の勅を奉じ、山宮浅間神社より現在の大宮の地に壮麗な御殿を建立し、浅間大神(あさまのおおかみ)を遷し祀った故事に因む神事です。
平成18年、御鎮座1200年の奉祝として、富士宮市観光協会主催のもと、浅間大社神幸会・浅間大社青年会のメンバーが中心になり、山宮御神幸を復興しました。浅間大社神幸会・浅間大社青年会の奉仕により行います。

年間行事 3・4月

 
日時 行事名 場所・その他
3月1日 朝詣で 浅間大社 本殿
3月1日 月次祭 浅間大社 本殿
3月15日 朝詣で 浅間大社 本殿
3月15日 月例祭 浅間大社 本殿
3月17日 祈年祭 浅間大社 本殿
3月春分の日 春季皇霊祭遙拝式 浅間大社 祓所
3月下旬~4月上旬

桜ライトアップ 浅間大社 境内(雨天中止)
4月1日 朝詣事始祭 浅間大社 本殿
4月1日 月次祭・桜花祭 浅間大社 本殿
3月下旬~6日

天神神社奉納書道展 楼門内 回廊
4月3日 神武天皇祭遥拝式 浅間大社 祓所
4月4日 末社天神神社例祭 末社 天神社(雨天 拝殿)
4月1日に近い土曜日 5日 雅楽・能・狂言の夕べ 浅間大社 拝殿前(雨天 拝殿)

4月1日に近い日曜日 6日

野点 浅間大社 ふれあい広場(雨天 参集所)
4月1日に近い日曜日 6日 草鹿の巻 浅間大社 弓道場(雨天中止)
4月9日 富士山境内地確定記念祭 浅間大社 本殿
4月初申 9日  本宮初申祭 浅間大社 本殿
4月初申日 9日 山宮初申祭 山宮浅間神社
4月上旬 木花会家内安全祈願祭 浅間大社 本殿
4月上旬 木花会(浅間大社敬神婦人会)総会 浅間大社 参集所
4月上旬 浅間大社青年会総会 浅間大社 参集所
4月15日 朝詣で 浅間大社 本殿
4月15日 月例祭 浅間大社 本殿
4月29日 昭和祭 浅間大社 本殿